5/31(金)より3日間行われていました、兵庫県インターハイが終了しました。
大会1日目。男子棒高跳2名、女子棒高跳2名、女子やり投、男女4×100mRに出場しました。男子棒高跳では3年生コンビが出場。中学からの同級生で共に切磋琢磨してきました。ランキング的にはAMODの2名を含め、5名で4~6位争いをするのではと予想していました。あわよくばどちらも入賞したかったところですが、1名が6位入賞で近畿インターハイへ、1名は最初の高さが跳べずという結果になりました。女子棒高跳は2年生コンビが出場。こちらは上位争いをするにはなかなか厳しい状態でしたが、自分の力が発揮できるかどうかが焦点でした。こちらも1名は自己タイ、1名が記録なしという結果に。女子やり投も計測ラインが自己ベストを越えており、こちらも記録なし。なかなか全員がベストを更新するのは難しいと痛感しました。男子の4×100mRは地区予選と同じオーダーで挑みましたが、タイムを0,5秒短縮。県大会の雰囲気にのまれることなく走り切りました。一方の女子は競技前に大きなミスがあり、結果的には棄権となりました。近畿大会出場が決まった同日に起こったミスであり、せっかくのいい波を打ち消すことになってしまいました。二度と起こしてはいけないと肝に銘じました。
大会2日目。男子800m、男女4×400mRに出場。800mでは地区予選で初めて2分の壁を破り、今大会も予選通過を第一目標に掲げていました。レース前に指示した通り、部員は冷静に走り切り、見事自己ベストを更新し、最終日の準決勝に進出しました。男子の4×400mRは、この800m選手を入れ替えたオーダーで挑みました。初の大舞台をリレーでしたが、2年生が経験できたことは大きいと思います。女子の方は地区予選と同じメンバーでしたが、走順を入れ替えて挑みました。地区予選が初のマイルということもありましたが、今大会ではチームで20秒近くタイムを短縮しました。通常では考えられないタイム短縮ですが、走り方を少し知っているということは、これほどチームに有利に働くと知れたことと思います。
大会3日目。男子800m準決勝。ここでチームは今までにない団結を見せてくれました。いつも覇気がない、元気がない、暗い、楽しそうじゃない、会場のどこにいるかわからないなど、エネルギッシュな場面を見れたことがない現チームでしたが、選手紹介の時に、少ない人数ながらも最高に選手を後押ししてくれるようなコールをしてくれました。これには痺れました。レースの方は、部員の400mのスピードが他の選手と比べ、それほど高くないこともあり、前半は位置取りに少し力を使ってしまいました。それでも最後の最後まで走り切りました。+2の3番目、9位となり、夢の決勝進出まであと0,17秒まで迫りました。持てる力はすべて出せたと思います。
以上の結果から、男子棒高跳で3年連続の近畿インターハイ出場、ユースを合わせれば、2021年から6大会連続で近畿大会に出場することができました。人数も多くないAMODでも、これだけやれるんだということが証明できつつあると思います。近畿インターハイは約10日後。すぐそこに第3ラウンドが迫っています。部員によく伝えている、あれこれと手を出さず、ポイントを絞って集中する、これを言い聞かせながら大阪の地へ挑もうと思います。